山形県のほぼ中央、月山、葉山の山懐に位置する肘折温泉は、昔ながらなの温泉地・湯治場として親しまれ、訪れる人々を癒し続けています。
開湯の歴史は古く、大同二年(807年)に発見され、もうすぐ開湯1200年を迎えます。肘折という名は、かつて肘を折った老僧が、この湯につかったところたちまち傷が治ったという伝説が由来となっており、骨折や傷に効く温泉としても有名です。狭い路地に旅館やお土産屋さんが立ち並ぶ情緒ある温泉街や、夜明けとともに開店する肘折名物の朝市などは、肘折ならでは。
また、四季折々に魅力があり、春から夏にかけては山菜、秋は紅葉とキノコ、冬は全国屈指の豪雪と、いつ来てもホンモノの自然を体験することができます。
そんな自然に囲まれた昔ながらの湯治場で、温泉につかって、寿屋の蕎麦を食べる、なんてどうでしょう。