ビデオでオーディオインターフェイス

肘折ホテルの女将さんから、MDに録音されている「地蔵講」をCDにして欲しいとの依頼。

MDプレイヤーごと渡されたんだけれども、MDプレイヤーとMacを繋ぐには、オーディオインターフェイスが必要。しかし、買わなければ無い。

さて、どうしようかと、カネヤマ商店カズヒコくんに相談。

いろいろ話していたら、古いビデオカメラを使えばなんとかなるかもとのこと。

ビデオカメラとMacをThunderboltの変換コネクタを噛ませたケーブルでUSB接続。次にビデオカメラのAV入力にMDプレイヤーを繋いで、ビデオモードで入力しようとしたもののうまくいかず。

ビデオカメラのマイクに外部マイクの接続があったので、そこにMDプレイヤーを繋いで、カメラモードで入力。やった!うまくいった〜。と思ったら、5分くらいでオート電源オフ。

そこで、ビデオを録画をしながら、再チャレンジでやっと成功!

それが、こちらの図。

MDプレイヤー、デジタルビデオカメラ、Thunderbolt接続という、平成の技術を駆使したアクロバティックな接続。

これでなんとかMacに音源を取り込むことができた。

そしてその音源をAirdropでiPhoneに共有。ここ、簡単すぎ!ワイヤレス!

そのまま自分の家のMacにもクラウド経由で共有。ここ、何もしてない!

で、取り込んだ音源を編集。これがまた大変だったけど、勉強になった。

お念仏とご詠歌が録音されているんだけど、人の声がめっちゃ低くて、「カン!」という鐘の音がめっちゃ高い!こんなクセのある音源はなかなか無い。

これをAudacityという音声編集ソフトを使って、ノイズを除去して、正規化して、リミッターを使って、高い音を削って、低い音を底上げしてという作業。

もともとの音源の制限もあったけど、なかなかうまくできたと思う。

音声編集、奥が深い。

しかしちゃんと勉強すればいろいろコントロールできて面白い。

いよいよオーディオインターフェイスが欲しくなってきたなぁ。

カズヒコくん、ありがとう。